自分の病気と向き合う
どうもこんにちは!かますでございます!
ゴールデンウィークですが、コロナの影響で道もガラガラ‥らしいですね!一刻も早く終息して欲しいものです。
私はというと、実は今ゴールデンウィークとは全く無縁な生活をしております。急性骨髄性白血病いわゆる血液のガンを患い、いま闘病生活を送っております。今回は白血病について書いていきます。
何故発覚したか?
年明けから体に触ると激痛が走る変なデキモノが立て続けに現れる。2月に入り微熱の日々が続いた。仕事へ行ってもすぐに疲れてしまい、家に帰ったらすぐに寝ていました。
そして2月下旬。激痛のデキモノと激しい頭痛と高熱で体が耐えられないと思い、大きな病院へ。
お医者さんに症状の説明をして診察。診察後に採血をすることになりました。
するとお医者さんから‥
「採血の結果について重要な話がありますので親御さんをお呼びください」
入院することになるのかなと思いながら親に連絡をして待っていました。
そして親が到着。お医者さんから診察室にて採血結果の説明を受けました。
「採血の結果なんですが、白血球の数値80000となっており異常です。あと血小板の数値も異常で‥‥(以下割愛) この数値を見ると、白血病の可能性が割とあります」
私はこれを聞いた瞬間頭が真っ白になりました。
そして、より詳しい検査を受けるため別病院へ移動することになりました。
次の病院に着くとすぐに検査検査の連続。熱が出ていたので正直苦しかったです。そして、骨髄の検査が終わり、正式に病名が言い渡されました。
「病名は急性骨髄性白血病です」
やっぱりか‥と。しかし半分現実を受け止めきれていない自分もいました。
放っておいたら残り1ヶ月の余命でした。
すぐに病室が用意され、入院することになりました。会社関係、友人関係各位に連絡してその日は就寝。
治療が始まると‥
入院2日目の未明、体のデキモノから今まで味わったことのない激痛走りました。それまでは触ると激痛が走ったのですが、何もしなくても激痛。あまひに激痛すぎて呼吸が苦しくなりました。とりあえずナースコールを押して看護師さんから痛み止めを貰いました。
しばらくすると痛みがかなりマシになりましたが、間もなくして激しい頭痛と高熱に襲われました。大事だったのか、看護師さんが複数人居たのを覚えています。
これまで病気の現実を受け止め切れていなかったのですが、ここでようやく自分は病気になってしまったのかと思うようになりました。
恐怖の抗がん剤治療
入院2日目から抗がん剤治療が始まりました。
抗がん剤と聞くと、激しい吐き気と発熱をイメージしていたので身構えて臨んだのですが、投与して3日ぐらいは特に何も起きませんでした。
4日目ぐらいから倦怠感と若干の吐き気。6日目からしばらく激しい腹痛と下痢、発熱が続きました。
食事を取ると激しい腹痛に一日中襲われたため10日間固形物を摂取せず、飲料とゼリーのみで過ごしました。
また、発熱と下痢は想像以上に苦痛でした。熱で体が動かないけどもトイレに行きたい状況。力を振り絞って動いてトイレを済ませるも、またすぐにトイレに行きたくなる。地獄でした。
そんな生活が約2週間続きました。
そして2週間が経ち、ようやく体調が落ち着きを取り戻しました。一時退院の話も出始め、1回目の抗がん剤治療のゴールがようやく見え始めた!と思ったある日のこと。シャワーを浴びて髪を洗うと、毛がごっそり抜け落ちました。あまりに衝撃的だったのでしばらく動けませんでした。これも抗がん剤の副作用か‥と。
1回目治療の終了
そんなこともありまして、無事1回目の治療の終了の日が決まりました。そこで1回目の治療の効果を検査するために骨髄穿刺が行われました。
入院前に1度しましたがあの時は熱もあり、意識が朦朧としている中で骨髄穿刺が行われたためそこまで痛みを感じませんでした。しかし、1回目の治療の終了間際で体調も安定している状態でしたので痛みをものすごく感じました。
麻酔しても非常に痛いです。
そういうこともあり骨髄検査の結果、体の中の白血病細胞が抗がん剤治療により殆どが死滅していました。そのおかげもあってか身体中に起きていた異変がほぼ改善。激痛だったデキモノも殆ど消えていました。
無事1回目の抗がん剤治療は順調に終わり、この後は残り3回の抗がん剤治療で完全に白血病細胞を死滅させていくという流れです。
2回目以降は1回目と比べて楽になることが多いと言われました。実際2回目の治療で熱は1回出ただけで、腹痛や下痢などの症状もそこまで酷くありませんでした。
今現在私は3回目の抗がん剤治療中です。
3回目〜についてはまた次回書こうと思います。2回目ほど甘くない状況です‥。
じゃあな!